心の中の関西人
心の中を覗かれたら、どんな人でも何らか、やましいことや恥ずかしいことを考えているに違いない。
と思うのも自分がそうだからである。
まったくもって関西弁を操れない私だが、
心の中で、
なんでやねん!
を使用することがままある。
例えば、コンビニで、買っている漫画の新刊発売を知る。
そこで買ってもいいのだが、いつも買っている本屋で買ったらポイントが付くので、ちょっと足を伸ばして本屋へ。
が、その本屋では売っていない。
(なんでやねん!)
コンビニで売ってる本が、本専門の店に置いてないって!
(どないやねん!)
と心の中で、関西人がビシビシと突っ込むのである。
そして、そう思った直後に、関西人でもないのに、関西弁で突っ込んでしまっている自分にうなだれるのだ。
これは子供の頃から見ているテレビの影響に間違いない。
テレビはいつだってなんでやねんだ。
芸人たちが、絶妙の間でなんでやねん!と突っ込み続けた結果、
言葉そのものに、ブランドが生じてしまったように感じる。
(関西の人は普通の言葉って認識なんだろうけど)
普段、うっかり発しないように、気を引き締めて生きるのだ。
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