百人一首

ひょんなことから百人一首を購入した。

小倉の。

百人一首っていろいろとあるらしい。一番有名なのが小倉百人一首。別にとくダネ！の小倉さんが詠んだ和歌集ってことじゃない。気をつけましょう。

どうでもいいけど、小倉さんってカツラであることカミングアウト済みだったんですね。ウィキペディア見て、びっくりした。なんか好きになりました。

んで、これまたびっくりしたのが、百人一首の歌人の一人に、

大江千里。

いたか、こんなところに。

月見れば　ちぢに物こそ　かなしけれ　わが身ひとつの　かぁこ悪いふられかぁたぁ

だって。
最後うそだけど。

大江千里と書いて、おおえのちさとっていう歌人ね。
そんな人がいたのね。
あぁ、大江千里（せんり）はそれが由来なのかぁ、と思ったら、違うんだって。びっくりでしょそれも。なんつう裏切りだ。そしてすごい偶然。違うのかよ。

まぁいいんだ。そんなことは。
そんなことよりも、百人一首の中に大江千里がいることを知らないで、２９年過ごしてきたことにショックを受けてるのですよ。

誰か教えてくれよ。そんな大事なこと。
季節の変わり目とかに毎回教えてくれよ。
切ないわ、そんなことも知らずに生きていたなんて。

つうか、普通言わない？

大江千里が百人一首にいたら、言うでしょうよ、普通。
「おはよー、大江千里って漢字の歌人が百人一首にいるんだけど、大江千里とは全く関係ないんだって、で、今日なにしようか？」
とか。言うよ絶対。
現に今こうして言ってるし、自分。

んで、今奥さんに聞いたら、知ってるよだって。
あら、そうですか。

世間って案外冷たいんだなぁ、

と思う冬なのでした。

そう、秋にはあらねど。