ふらつく若者
もう月曜かよという驚きに、今週からもう4月が始まるという驚きが合算して、私はとても驚いている。
くりびつと言わざるおえない。
土曜日は師岡とおるさんの個展のトークショーを見に行き、とても面白かった。
その帰り道、
東海道線で私は2人がけの席に座っていたのだが、その前に若い男が立っていた。
その男、ものすごくふらついていて、
持っているカバンは私にわりと当たっているし、
彼の左手が突然私の顔の直前に飛んできたり、
と
動きが、とってもお祭り騒ぎなのだ。動きが吉川と言ってもいいかもしれない。
見てみると、尋常じゃなく疲れ果てているようで、半分白目を向いて、「眠り」と「立ち」の狭間にいるような状態である。
ここで少し悩んだ。
こいつに席を譲るかどうかだ。
もしかしたら体調が悪いのかもしれない。そう言っても何の疑いもないような白目状態だ。
が、ただ疲れているだけだとしたらどうだ。もしくは眠いだけ。
そんな奴に席を譲るのはなんだかおかしくないか。 その優しさは気持ち悪くないか。
ましてや、俺より一回り以上若い、しかもスポーティと言って何らはばからないような様子の若者で、俺の体力が5だとすると、そいつのは235くらいありそうなやつに、こんな顔色の悪いおじさんが席を譲ったら、
は?
ってなるんじゃないか。
うーむ。
などと思いを巡らしている時にふと、俺の席のとなりの4人がけのボックス席を見てみたら、なんとそこは普通に空いているのである。
無意味!
俺の前でこいつは無意味にフラフラしてる!
なんて鬱陶しい若者なんだ!
と思った。
という話。

くりびつと言わざるおえない。
土曜日は師岡とおるさんの個展のトークショーを見に行き、とても面白かった。
その帰り道、
東海道線で私は2人がけの席に座っていたのだが、その前に若い男が立っていた。
その男、ものすごくふらついていて、
持っているカバンは私にわりと当たっているし、
彼の左手が突然私の顔の直前に飛んできたり、
と
動きが、とってもお祭り騒ぎなのだ。動きが吉川と言ってもいいかもしれない。
見てみると、尋常じゃなく疲れ果てているようで、半分白目を向いて、「眠り」と「立ち」の狭間にいるような状態である。
ここで少し悩んだ。
こいつに席を譲るかどうかだ。
もしかしたら体調が悪いのかもしれない。そう言っても何の疑いもないような白目状態だ。
が、ただ疲れているだけだとしたらどうだ。もしくは眠いだけ。
そんな奴に席を譲るのはなんだかおかしくないか。 その優しさは気持ち悪くないか。
ましてや、俺より一回り以上若い、しかもスポーティと言って何らはばからないような様子の若者で、俺の体力が5だとすると、そいつのは235くらいありそうなやつに、こんな顔色の悪いおじさんが席を譲ったら、
は?
ってなるんじゃないか。
うーむ。
などと思いを巡らしている時にふと、俺の席のとなりの4人がけのボックス席を見てみたら、なんとそこは普通に空いているのである。
無意味!
俺の前でこいつは無意味にフラフラしてる!
なんて鬱陶しい若者なんだ!
と思った。
という話。

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