銀ダラ
そういえば、もう3ヶ月くらい前の話だが、
嫁さんと初めて入る居酒屋で飲んでいたときのこと。
メニューに銀ダラとあった。
嫁さんが店員の女の子に、
「銀ダラってどういうのですか?」
とその調理法を質問すると、
うーんと悩みだし、しばらく悩んだと思ったら、
「すみません、聞いてきます。」
と厨房へ走っていってしまった。
その後、だいぶ待った。
10分以上待ったと思う。
一体どこまで聞きに行ってしまったのだろうか?
もう銀ダラの調理法のことは忘れてしまって、別のことをしているかもしれない。
まあそれならそれでいいのだが、注文が途中なのだ。
はやく戻って来て欲しい。
と、
さすがに待ちくたびれてから、
さらに数分後、
嬉々としてその店員が、やってきた。
どうやら、やっとわかったらしい。
そして彼女はこう答えた。
「魚です!」
と。
え?
「魚です!銀ダラは魚です!!」
すごい笑顔だった。
私たち夫婦は、あっけにとられ、
思わず、
「そ、そうなんですか」
と答えてしまった。
この女、この長い時間をかけて、銀ダラは魚という情報を得てきたというのだ。
ああ!
間違いない!
この女…

脳裏に鋭く浮かぶ確固たる確信。
が、その長い時間をかけられ、
銀ダラは魚だと教えられ、そうなんですかと納得してしまった、うちら夫婦も相当なバカと周りから思われたに違いない!
それにしたって、そんな長い時間、誰に何を聞いていたんだ。
そもそもこの女は、メニューにおすすめ!とまで書かれている、銀ダラのことが魚であることすら知らなかったのである。
なんて女なんだ!
そしてそんな人間に、我々夫婦も銀ダラを知らない奴らと判断されたのである。なんなら、数分先に情報を得た自分の方が上だと思っているかもしれない。
恐ろしい!
が、どうにも憎めない店員であった。
頼んだ銀ダラは
煮付けだった。
嫁さんと初めて入る居酒屋で飲んでいたときのこと。
メニューに銀ダラとあった。
嫁さんが店員の女の子に、
「銀ダラってどういうのですか?」
とその調理法を質問すると、
うーんと悩みだし、しばらく悩んだと思ったら、
「すみません、聞いてきます。」
と厨房へ走っていってしまった。
その後、だいぶ待った。
10分以上待ったと思う。
一体どこまで聞きに行ってしまったのだろうか?
もう銀ダラの調理法のことは忘れてしまって、別のことをしているかもしれない。
まあそれならそれでいいのだが、注文が途中なのだ。
はやく戻って来て欲しい。
と、
さすがに待ちくたびれてから、
さらに数分後、
嬉々としてその店員が、やってきた。
どうやら、やっとわかったらしい。
そして彼女はこう答えた。
「魚です!」
と。
え?
「魚です!銀ダラは魚です!!」
すごい笑顔だった。
私たち夫婦は、あっけにとられ、
思わず、
「そ、そうなんですか」
と答えてしまった。
この女、この長い時間をかけて、銀ダラは魚という情報を得てきたというのだ。
ああ!
間違いない!
この女…

脳裏に鋭く浮かぶ確固たる確信。
が、その長い時間をかけられ、
銀ダラは魚だと教えられ、そうなんですかと納得してしまった、うちら夫婦も相当なバカと周りから思われたに違いない!
それにしたって、そんな長い時間、誰に何を聞いていたんだ。
そもそもこの女は、メニューにおすすめ!とまで書かれている、銀ダラのことが魚であることすら知らなかったのである。
なんて女なんだ!
そしてそんな人間に、我々夫婦も銀ダラを知らない奴らと判断されたのである。なんなら、数分先に情報を得た自分の方が上だと思っているかもしれない。
恐ろしい!
が、どうにも憎めない店員であった。
頼んだ銀ダラは
煮付けだった。
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